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時代衣裳を通じ、
美しい日本の「」と「」を伝えます。


 此の度、「特定非営利活動法人・日本時代衣裳文化保存会」が設立され、理事長に就任しましたが、服飾学の道を歩み50年、時代衣裳の研究・考察に没入して40年。その経験と些かは身につけた知識による推挙であったと存じおります。
 20年前より時代衣裳の具現化を始め、現在、公家装束類を中心に22種の完成を見ていますが、服飾文化は、染織・裁縫・着装の3つの文化が一体化してこそ、真の生命が宿るとの考えと、文献では感じ得ない迫力によって、若い世代に確実に服飾文化を感得され伝承できるの思いからでございます。そして、その通りでございました。
 時代衣裳の研究・考察を進めることから、知り得たことがございます。
 “日本のきものは愛の結晶、日本の着つけは愛の行為に他ならない”と、私達は過去にもどることは不可能ですが、伝統文化の核心に触れることから、過去に限りなく近づける可能性を知ったことでございます。
 伝統文化は、往時の先祖が日本の神仏を信じ、国を憂い、人を愛することから創造したと思います。そして、慈しんだ物事の中には行き届いた「日本の心と美」があります。
 時代衣裳の研究・考察・具現化は、それらを今一度見直し、何故あるのかを知り、学ぶことに通じるのでございます。
 伝えたい「日本の心と美」に「装いの心」に親しみ触れていただく機会の提供を願っての設立でございます。
 「温故創新」の心を大切に前進します。“きもの文化の今を知り、未来に伝えるための創造を、故きを温ね、伝統を大切にして進める”ことをいいます。
 活動の一端として、道内各地の小・中学校をはじめ公私立学校や専門学校、大学などへの授業の一部として、「浴衣のきつけ」を企画しています。
 時代衣裳文化の保存と、その文化の中にある「日本の心と美」を伝えたいの願いのもと情熱を燃やし活動して参りたく存じます。
 何卒、私共の趣旨をご理解下さり本会へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 ご入会下さいますよう心よりお願い申し上げます。

 

NPO法人
日本時代衣裳文化保存会
     理事長 宮島 健吉

   
     

 

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